自分のご両親(または祖父母)が他界された時のことを思い出してください。

遺品の整理に困ったことはありませんでしたか?

 

 

私の場合は、父の時より母の時がとても困りました。

父は、そんなに趣味が多くなかったせいもあり、

価値のある趣味に準じる品物はほとんどありませんでした。

また、母が存命だったので、

不動産・金銭的な物はまだ処分することもありませんでした。

 

が、

母は、そんな父よりはるかに趣味も多く、

また母の両親(私にとっては祖父母)の二人の趣味も多く、

母の趣味の物に加えて、祖父母のコレクターなどもそのまま残されていて、

それらの価値がある物とない物が混在していて驚くほどたくさんありました。

 

そして一番困ったことは、

両親の家には私たち子どもは住んでいなかったということです。

 

遺品の整理に出向く時間がなく、

弟に遺品の整理等をすべて任せてしまいました。

 

弟だって、困りますよね。

 

それで、どうすればいいのかわからないから、

捨てられるもの以外は、

私のところに送るといいます。

 

送られてきました、

宅急便の大型段ボール箱が18個。

 

うちの一部屋が、段ボールの物置部屋と化してしまいました。

宅急便の料金も驚くほどかかりました。

そして、

その整理には半年近くの時間を有してしまいました。

 

つくづく思いました。

自分は、死ぬまでにいらないものは捨てる、と。

 

 

生前整理とは?

 

 

自分の生きているうちに身の回りの不用品を自分で処分し、

価値のあるものない物、大事な物そうでない物などを、

残された遺族にわかるようにしておくこと。

 

また、

自分のこれまでの人生を振り返り、

新たな気持ちで再スタートするための大切な区切りでもあります。

 

数年前から流行っている「断捨離」で気持ちを整理し再スタートする。

物を極力持たない「ミニマリスト」という考え方も、

生前整理して再スタートするという観点からは

似ているかもしれません。

 

そういう風に、

死んでいく自分のためだけではなく、遺族のためだけではなく

これからもっと充実した人生を送るための生前整理という意味合いもあるのですね。

 

※「生前整理」と「遺品整理」を混同している方もいらっしゃいますが、

「遺品整理」はその方の死後に、残された方が遺品を整理することを言います。

 

 

生前整理の必要性

遺族の負担を軽くする

 

多くの人は、年を重ねるごとに様々な持ち物が増えていきます。

そして、その品物の価値が分かるのは持ち主しかいません。

もしもの時に、遺族はその遺品の整理に膨大な時間と手間を費やすことになるのです。

 

 

私は、捨ててしまってからも、

「あの人形は捨ててよかったのか・・・あの着物は捨ててよかったのか・・・」

「母が描いたあの絵は処分しなかった方がよかったのか・・・」

などなど、

時々、心を痛めて後悔したりすることもあります。

 

 

ですから、

自分が元気なうちに、不要な物を処分したりして物を減らしておいてあげることは、

遺族の時間・精神的な負担を軽減させてあげることができるのです。

 

また、装飾品などの価値のある物の場合は、

生前贈与しておくと無用なトラブルを防ぐこともできます。

 

生前整理をしていくと、不要な物がはっきり見えてきます。

そして、自分の執着していた物が必要のない物だったということに気づくこともあります。

 

生前整理をするということは、遺族のためだけではなく、

これからの自分の生き方を明確にできることができるということですね。

 

こちらの記事にも、整理するためのポイントや

不要なものを引き取ってもらう方法を記載していますので是非参考に↓

>>生前整理のやり方についての重要な4つの項目とは?

 

生前整理の注意点

 

生前整理は短時間ではできません。

短時間でやってしまおうと、焦ったり急がないようにしなければいけません。

 

長年の蓄積の品物ですから、

中には重要な物でも忘れてしまっている場合もあります。

不要だからと、まとめて捨てるのは危険です。

 

普段使っていないからと、深く考えないで捨ててしまってから後悔することもあります。

早く終わらせたいからと、

一度にあれもこれもと手を付け過ぎて疲れて負担になってしまうこともあります。

 

少しずつ様々な項目に分けて仕分けしながら整理していきましょう

 

部屋別に整理したり、用途ごとに整理したりと

時間をかけて、ゆっくりじっくり進めていく方がより効果的に生前整理ができるようです。

 

 

生前整理をする前に確認する事柄

不用品の処分

必要・不必要な物に分ける

・今使っているものが必要な物

・今は使っていない。きっとこれからも使わないだろうという物が不必要な物

 

※自分は不必要だと思っても、家族にとっては必要な物かもしれません。

やはり、生前整理する場合は、家族と相談しつつ進めた方がよいですね。

 

上記で不必要な物と選んだ品物を

価値がない物と、もしかしたら他の人には価値があるかもしれない物に分けてみる。

価値がない物は、自治体で決められたゴミの日に出したりする。

 

後者の価値があるかもしれない物は、リサイクルショップやオークションなどで出してみたりする。

 

重要書類の整理

  経済的価値な物、またお金に換えられる物などの目録。

  預金、株式、手形、国債、社債、小切手などの有価証券

  家屋や土地の権利証

 

などは、財産目録として、記入し整理しておいた方が、残された遺族のトラブルを避けることもできます。

 

  • 私の義母が亡くなった時に、一枚の生命保険証書が見つからなくて、義母は、亡くなる数年前から痴ほうを患っていましたから、家中を探し回って通帳などの書類を探したものです。
  • 何がどこにあるのかわからなくなって、
  • 家族全員で大変な思いをしたことがありました。

 

部屋の片付け

  部屋の片づけは、体力も気力も必要です。

  部屋の片づけが終われば、生前整理の半分は終わったようなものですので、

  焦らずゆっくりと時間をかけて家族と相談しつつ終わらせるようにしましょう。

 

  ※退職や子供の独立、引っ越しなどのライフイベントの折に少しずつ生理していくのもいいですね。

 

家や財産の処分

  家や経済的価値のある物は、残された遺族たちのトラブルになりかねません。

        処分できるものがあれば、生前整理する時に整理していた方がいいと思われますね。

 

        もしアパートやマンション等お持ちであれば、以下のような無料で査定してくれる業者に相談してみましょう

     ↓  ↓  ↓

  売れない不動産は無いSGS

 

エンディングノートの作成

  エンディングノートは書店で販売していますが、

  特別なノートでなくても大丈夫です。

  日記帳でも、大学ノートでいいのではないでしょうか?

  シンプルでも、それがエンディングノートとわかれば、大丈夫です。

 

  ※遺言書とは全く違いますので、ご注意ください。

 

  エンディングノートに書くテーマを細かく決めてから、書き出すことをお勧めいたします。

 

遺言書の作成

  経済的な物・資産・お金・不動産・株式・債券などは、

  残された遺族たちの争いの種になる場合が、往々にしてあります。

 

  それらの物は、必ず遺言書を書き示していなければいけません。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

生前整理できそうでしょうか?

 

ついつい後回しにしてしまう片付けですが、

これから先の自分の未来を整理することで、

心も軽くすることもできますし、

これから先の自分の未来に、改めて向かい合うこともできそうですね。

 

あまり仰々しく考えないで、

生前整理にトライしてみてくださいね。

 

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