独身男性は女性に比べて、

老後資金のこと真剣には考える人は少ないようですね。

 

女性は、元々堅実ということもありますし、

収入も男性に比べて安いから、

老後のことを気にします。

 

しかし、

どちらかというと、

老後に苦労するのは女性より男性だということを知っていますか?

 

独身男性さん、老後資金のことだけではなくいろいろなこと、

少しは真剣に考えてみた方がいいですよ。

独身男性の老後資金の年金等の状況はどうなっているの?

独身男性の大半は、定年するまで会社員として過ごす人が多いはずですよね。

 

女性と違って、厚生年金保険の支給額は高いですね。

だから、

独身男性は独身女性(一定の職種に就き定年退職を迎えた女性を除く)と、比べると

比較的、自分の老後については楽観的なんですね。

 

国民年金、全期間納付すれば、男女によって支給額は変わりません。

しかし、厚生年金は、所得によって変動します。

また男女によっても厚生年金支給額に差が出てきます。

独身男性の老後資金の要になる年金支給額はいくら?

 

納付期間や所得によっても変わってきますので、

厚生労働省の「平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にお知らせいたします。

 

※「平成27年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12500000-Nenkinkyoku/H27.pdf

  厚生年金 国民年金 厚生年金+国民年金・全支給額
独身男性の厚生年金(平均) 126000円 54000円 180000円
独身女性の厚生年金(平均) 54000円 54000円 108000円

 

お気づきになられましたか?

これだけの収入では、とてもとても気楽な生活はできませんね。

給付される「定年退職金」はいくら?

 

勤続年数 金額
勤続年数20~24年 約1750万円
勤続年数25~29年 約1850万円
勤続年数30~34年 約2010万円
勤続年数35年以上 約2950万円

 

「平成30年就労条件調査:結果の概要」による

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/18/index.html

 

※「大学・大学院卒業」で職種が「管理・事務・技術職」の場合

「退職一時金制度」と「退職年金制度」を併用している企業の場合です。

 

退職金のだいたいの金額がわかれば、老後の不安は多少軽減されますね。

 

この退職金が支えになって、頑張っている独身男性も多いことでしょう。

きっと、あれもしたい、これもしたいと未来の夢は大きく広がりますね。

 

独身男性の老後資金への不安はほとんどない?

 

独身男性で会社勤めを長く続けている方のほとんどは、

社内預金をしているというデーターも出ているようです。

 

 

ひとつの会社に勤め続けて30年とします。

月々3万円の社内預金をしていたとすれば、

3万×12か月で 36万円。

36万×30年は、1080万円の貯金となります。

(月々5万円であれば、1800万円の貯蓄です)

 

その1080万に退職金をプラスすると、

大体の独身男性の老後資金は見当がつきますね。

 

それに支給される年金もあります。

順調にいけば、

独身男性の老後資金は安泰といえるでしょうね。

 

家庭がある男性に比べて、子供にかかる費用だけでも、

大変な差が生まれてきます。

独身男性は、そういう家庭というものに付随していく出費はほとんどなく、

それだけでも、家庭を持つ男性より数倍も貯蓄ができるということなのです。

 

しかし、それは、一般的に普通の生活をしていた場合です。

独身男性の落とし穴は、

独身女性より多いと言わざるを得ません。

 

それは、

ギャンブルであり、お酒であり、他の娯楽であり、と、

女性よりははるかに金銭的な誘惑は多いようです。

 

また、

無事に独身男性としての老後資金は、十分に貯蓄できたとしても、

独身であるがための孤独ということは無視できません。

 

独身男性の心配事は老後資金を貯めた後にやってくる

独身男性の一番の敵は、孤独です。

特に賃貸に住む独身男性のほとんどは、地域との交流はありません。

 

独身男性が、特に中年のくらいの独身男性が、

近所の人に愛想よく挨拶をしたり、世間話をしたり、

という光景は一度も見かけたことはありません。

 

それもそのはず。

そういう独身男性がいたら、逆に近所のおばさんたちは不思議がるでしょうね。

 

また、男性も、おばさんたちの談笑が苦手で避けたがる傾向もあります。

 

そんなマイナスな状況は打開していなければ、

老後になって地域では孤立し、

なんの情報も入ってこなくなります。

 

60代、70代前半のうちは、まだいいのです。

自分は動けるし趣味に没頭することもできます。

人に頼らなくても大丈夫と、一人で頑張ることもできます。

 

しかし、その後はどうなってしまうのでしょう。

 

両親の介護費用等でも出費は重なります。

また、自分が介護を受ける側になる可能性もあります。

 

お金があれば高級老人ホームに入所するという選択肢もありますが、

一人で人並みに生活できるというくらいの老後資金では、

高級老人ホームには入所できないでしょう。

 

介護保険があるではないかと、思われる方はご注意ください。

老人ホームなどに入所する場合の入所費用等は、

自費ですので、勘違いされないようにしてください。

高齢な独身男性の孤独死に遭遇

残念なことに、私は、そんな寂しく侘しい独身男性をいっぱいみています。

 

私の仕事先のお客様の中には高齢な独身男性がたくさんいらっしゃいます。

その中のお一人で、

70代後半だろうと思われる男性がいます。

アパート住まいです。

 

ある日のこと、彼は腰を痛めたと言って、すごく痛そうにしていました。

私は何かしてあげたかったのですが、

やはり、独身男性の家には上がれません。

気にはなりつつ、次の1か月後にまた仕事でお伺いする機会がありました。

 

家の中の窓際に乱暴に洗濯物が干されていました。

その洗濯物をみただけで、私は、彼の生活ぶりがわかりました。

 

チャイムを鳴らしてから、5分くらい待ち帰ろうとしていた時に、

やっとの思いで出てこられたのでしょう、額に冷や汗をかいて玄関先に出てきてくれました。

 

さらに、

かれの腰はひどくなったようでした。

 

「病院にはいってらっしゃるのですか?」と、私が聞くと、

「前は行っていたんだけど、このごろはあまりいけないんだ。腰が痛くて」

 

多分、お話しするのは私だけなのかもしれません。

腰が痛いはずなのに、彼は玄関先から離れようとしません。

私としゃべりたいんだと思いました。

 

心配しながらも、私はお暇しました。

 

しかし、それから半月後、やはり気になって彼のアパートに様子を見に行きました。

窓からみえる洗濯物の状態が前回と全く同じでした。

 

私は、気になりチャイムを鳴らしましたが、

しーんと静まり返ったままでした。

 

嫌な感じがして、ドアに鼻をくっつけて臭いを嗅ぎました。

なぜ、そうしたのかと言いますと、

前にも、同じような状況があったからです。

 

妙な臭いがしました。

鍵は閉まったままです。

アパートの管理人は他の所にいるようで、連絡の仕方がわかりません。

中の様子もわからないのに、

大騒ぎするわけにはいかず、

事務所の責任者の方に「なんとか、ならないか」と、頼みました。

責任者は、後で調べてみるからと、言ってくれましたが。

 

次の日、

彼は、すでに亡くなっていた、との報告を受けました。

警察が入って大変だったのだとか。

 

完全な孤独死でした。

腰が痛くて動けなかったようで、布団の中で終わられたようでした。

 

 

これは、現実です。

目を背けてはいけませんね。

 

 

女性の場合は、あまりそんなことはないのですね。

以前に、やはり高齢の女性が家の中で倒れていたこともありましたが、

その時は、

間一髪助けてあげることができました。

 

彼女とは、何度かよく話したりしていたので、

また同性なので、鍵を開けて入ることができたのです。

 

まとめ

  • 独身男性の老後資金の年金等の状況はどうなっているの?
  • 独身男性の老後資金の要になる年金支給額はいくら?
  • 給付される「定年退職金」は、幾らぐらい?
  • 独身男性の老後資金への不安はほとんどない!
  • 独身男性の心配事は老後資金を貯めた後にやってくる!
  • 高齢な独身男性の孤独死に遭遇!

 

※ここでのすべての数値は、会社勤めを続けてきた独身男性をモデルとしています。

 

独身男性の老後資金については、一人で生活し一人で生きてきたのですから、

ほとんどが自己責任ですね。

 

普通に生活できていた男性であれば、

独身男性の老後資金については安泰ですね。

 

でも、老後は突発的に様々なことが起きやすくなります。

その時のために、少しでも多くの老後資金を増やしていくことをお勧めします。

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また、

近所の方たちとの交流も深めていかれることもお勧めします。

趣味などを通じて信頼関係を確立してください。

 

SOSを出せる相手を作っておかなければ、

独身男性は完全孤立していく可能性が大きくなります。

 

今から少しずつ、その時のために準備してくださいね。

 

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